シンスプリント
- すねの痛みがある
- ダッシュやジャンプで痛む
- 朝起きて歩いた時に痛みがある
- 長距離が走れない
- シンスプリントと言われたが、休んでも痛みがある
シンスプリントは脛(すね)の部分にでる不調で、中高生のスポーツを頑張る学生に多いです。
練習を休みたくない、試合が近いからとついつい無理をして練習を続けることにより、なかなかよくならず、悩まれる方も多い傾向にあります。
練習を休む期間を少しでも短く、そして再発予防の為に必要なことについて以下の項目をご覧いただき、参考にしていただければと思います。
シンスプリントの原因と3つのアプローチについて
シンスプリントとはオーバーユースの1つで、脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、脛骨の後内方(すねの内側)に不調が起こります。
スポーツ活動により、足関節の底背屈の際、脛骨に付着する筋肉が繰り返し負荷をかけることにより、脛骨や骨間膜に炎症が発生し、痛みを誘発します。
中高生に多く見られ、陸上競技、サッカー、バレー、バスケットボールなど様々なスポーツで起こります。
初めは運動後の違和感や軽い痛み程度ですが、悪化すると運動前や運動中にも激しい痛みを伴う為、競技続行が不可能となったり、パフォーマンスアップが極端に低下することもあります。
扁平足や回内足、O脚などのアライメント異常や後脛骨筋やヒラメ筋、長趾屈筋
後脛骨筋、下腿三頭筋などの筋柔軟性の低下などが主な原因として挙げられます。
~シンスプリントの主な原因~
・扁平足や回内足などのアライメント異常
・柔軟性の低下
・不良姿勢でのトレーニング
・練習量の増加
・コンクリート等の固い路面を走る
・すり減ったシューズやクッション性の低下したシューズの着用
・身体の使い方、ランニングフォームの異常
シンスプリントに対する3つのアプローチ方法
①自宅でケアを行う
メリット
(1)自宅にいながら簡単に予防できる
(2)治療費を抑えれる
(3)通院する時間がない人でもケアできる
このような方におすすめ
・現在強い症状が出ておらず、予防目的でケアする方
シンスプリントは症状が悪化すると疲労骨折などスポーツ復帰まで長期を要する場合があります。
自宅でケアする場合は痛みが出ていない場合に限ります。
スポーツパフォーマンスの著しい低下や走ったり、ジャンプができない場合は酷くなる前に専門家にご相談下さい。
②病院・整形外科で治療を受ける
~メリット~
(1)レントゲン、MRIなど画像を見て確認することができる
(2)痛み止めの処方がある
~このような方におすすめ~
試合が近く少しでも痛みを感じない状態にしたい方には病院や整形外科に通われる事も一つの選択肢です。
しかし、一時的な除痛は根本的な解決になっておらず同じ身体の使い方を続けている限り、また再発のリスクもあります。
③整骨院で施術を受ける
~メリット~
(1)物理療法を使用した施術(超音波、オステオトロン)
(2)手技療法を使った筋肉調整、ストレッチ
(3)姿勢バランス矯正、体の使い方、動かし方含めた指導
(4)エコーにてシンスプリント部分の状態確認
このような方におすすめ
・早期回復や再発予防含めご自身の身体の使い方からしっかり変えていきたい方
整骨院でシンスプリントの施術を受ける場合、整骨院によって完備されている治療機器が異なる為、注意が必要です。
また、整骨院によってエコーが完備されていない院もありますので、シンスプリントの状態をしっかり説明を受けたい方や状態を把握したい方はエコーを完備している整骨院なのかどうか事前に調べておくといいでしょう。
はやしだ整骨院のシンスプリントの施術
シンスプリントになる原因はたくさんある為、なぜ起こってしまったのかを把握し、お身体の状態や環境面の見直しが必要です。
はやしだ整骨院では、シンスプリントに対する施術はもちろんですが、再発予防も含めお身体に合った施術を提供させて頂きます。
まず、カウンセリング、姿勢チェック、超音波エコーを用いて状態確認するなど検査を徹底的に行うことにより、局所の状態把握、シンスプリントの原因となっている可能性のある歩行動作や、お身体全体の姿勢バランス(骨格)、筋肉、骨盤の状態をわかりやすく原因をご説明し、お身体の状態に合った施術を提案させて頂きます。
局所はスポーツ選手も使用している超音波にて早期回復を図ります。
ただ、局所のアプローチのみでは不十分です。
再発も防止しないと、スポーツ復帰後にまた繰り返し起こる可能性もあります。
はやしだ整骨院では、不調のある下腿部のみにアプローチするのではなく、早期回復、再発予防の為に、お身体の土台となる骨盤や柱となる背骨の矯正、足関節、膝関節、股関節のアライメントの調整によって骨格全体を整えると同時に筋肉調整も行い、シンスプリントの出にくい身体作りまでサポート致します。
シンスプリントの予防について
シンスプリントは跳躍型、疾走型など競技特性により不調の出る場所が異なります。
ご自身の姿勢面の崩れ、筋肉や関節の柔軟性の欠如、身体の使い方を理解しましょう。
チーム内で同じ練習をしているのにシンスプリントになる方とならない方がいるかと思いますが、このシンスプリントは中高生に多いとされ、成長期という事もあり、身体の発達具合がそれぞれ異なります。
それに加え、各個人の身体の柔軟性や骨格バランス、身体の使い方など異なり、我慢して練習についていこうとすると悪化し、疲労骨折となってしまう事もあり、更に長期間練習を休まないといけないケースも見受けられます。
練習後の身体のケアが重要です。
姿勢が悪い状態でスポーツを行うとシンスプリントになるリスクも高くなります。
中高生で脛(すね)の部分位違和感を感じている方は、シンスプリントかもしれません。
超音波エコーを用い状態を把握し、状態に合わせた施術とシンスプリントを予防する為の骨格、身体の使い方、筋肉・関節の柔軟性獲得の為の施術を受けられてください。
シンスプリントでお困りの方は、お早めにご相談ください!