インナーマッスルの特徴と重要性について
2024年11月10日
こんにちは、福岡市西区姪浜近郊、下山門にある『はやしだ整骨院』の柔道整復師の林田です。
皆さんインナーマッスル(体幹)ってなんだかご存知ですか?
インナーマッスルについて知っている方もいれば、耳にはしたことあるけど詳しくはわからない方、まったくわからない方も多くいるかと思います。
インナーマッスルは身体の中で重要な役割を果たすので、今回はインナーマッスルについて詳しく説明していきます。
まず、筋肉は大きく分けて“アウターマッスル”と“インナーマッスル”の二つに分かれます。この二種類の筋肉の違いについて簡単に説明していきます。
アウターマッスル
- 位置: 体の表面に近い部分にある筋肉。大胸筋、上腕二頭筋、大腿四頭筋など、目に見えたり触れることができる筋肉です。
- 役割: 大きな動きや強い力を発揮するための筋肉です。
日常の動作(腕を動かす、脚を伸ばすなど)やスポーツにおけるパワフルな動きに関与します。 - 鍛え方: 高負荷のウェイトトレーニングや筋力トレーニングで鍛えることが一般的です。
- 特徴: 筋肥大しやすく、外見に大きな変化を与える筋肉です。
短時間で大きな力を発揮できますが、長時間持続する力を必要とする運動には向いていません。
インナーマッスル
- 位置: 体の深部にあり、骨や関節を支える筋肉。腹横筋、腸腰筋、骨盤底筋などが含まれ、目に見えない部分にあります。
- 役割: 体の安定や姿勢の保持、バランスを整える役割を担っています。
日常生活での動作や姿勢の維持に必要不可欠な筋肉です。 - 鍛え方: ヨガ、ピラティス、体幹トレーニング(プランクやドローインなど)で効果的に鍛えられます。
軽い負荷でも細かくゆっくりした動きを繰り返すことで鍛えられます。 - 特徴: 持久力があり、長時間の姿勢保持やバランスを必要とする運動に向いていますが、筋肥大はあまり期待できません。
違いのポイントまとめ
特徴 |
アウターマッスル |
インナーマッスル |
位置 |
体の表面、目に見える筋肉 |
体の深部、骨や関節を支える筋肉 |
役割 |
パワフルな動作や大きな動きに関与 |
姿勢の保持やバランスの調整、安定性 |
鍛え方 |
ウェイトトレーニングや高負荷の運動 |
体幹トレーニング、ヨガ、ピラティス |
特徴 |
筋肥大しやすく、瞬発力を発揮する |
持久力があり、筋肥大しにくい |
インナーマッスル(深層筋)は、身体の深部に位置する筋肉で、姿勢維持や関節の安定、細かな動きをサポートする役割を持っています。
表層筋と比べて直接的な大きな動作には関与しにくいですが、身体のバランスや健康を保つ上で非常に重要です。
以下にインナーマッスルの特徴を詳しく説明します。
インナーマッスルは、骨や関節を支え、体幹を安定させる役割があります。
体幹がしっかり安定することで、日常生活の動作(立つ、歩く、座るなど)を無理なくスムーズに行うことができ、また良い姿勢を保つことが可能になります。
姿勢が安定すると、腰や肩、首などへの負担が軽減され、慢性的な痛みや疲労の防止にもつながります。
また、バランスを取る能力の向上に寄与します。
特に足首や膝、股関節、腰椎など、ケガが多い部位を保護する役割もあり、不安定な動作時に体を支えたり、衝撃を和らげることでケガのリスクを低減します。
また、スポーツをする際には、インナーマッスルが強いと身体の軸が安定し、パフォーマンス向上にもつながります。
さらにインナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が向上し、体のエネルギー消費が増えます。これにより、脂肪が燃焼しやすくなるため、太りにくい体作りやダイエット効果も期待できます。
また、インナーマッスルのトレーニングは無理なくできるものが多く、日常生活の中で簡単に取り入れられるため、健康的で長続きするダイエット方法としても有効です。
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