肩こりとストレスの関係性とは
2024年02月16日
こんにちは!福岡市西区姪浜近郊、下山門にある「はやしだ整骨院」の柔道整復師の林田です。
肩こりは現代社会で多くの人が経験する身体の不調の一つです。
肩こりは日常生活の使い方や姿勢バランス、運動不足など様々な原因で発生します。
中でも最近多く見受けられるのが、ストレスによる肩こりです。
日常のストレスが原因で肩こりが起こることがあり、その関係性には深い影響があります。
今回は、肩こりとストレスの密接な関係性について解説していきます。
肩こりは、首や肩周囲の筋肉が過度に緊張して硬くなる状態を指します。
これは悪い姿勢、デスクワーク、長時間の同じ姿勢、運動不足などが原因となります。
しかし、その中でも特に重要な一因がストレスです。
肩こりとストレスの密接な関係
筋肉の緊張とストレス: ストレスは身体の筋肉を緊張させ、それが肩こりを引き起こす主な要因です。
緊張した筋肉が血流を悪くし、酸素や栄養の供給が不足するため、筋肉が硬直してしまいます。
姿勢への影響
ストレスが続くと、心理的な疲労が蓄積され、猫背や巻き肩など姿勢が乱れやすくなります。これにより首や肩に余分な負担がかかり、肩こりが悪化します。
自律神経の乱れ
ストレスは交感神経の活性化を促進し、これが筋肉の過度な収縮や血管の収縮につながります。
特に肩や首の筋肉が影響を受け、肩こりが生じやすくなります。
ストレス解消の難しさ
肩こりが一度発生すると、肩こりによって重だるさや痛みが日常的に生じ、ストレスを引き起こす悪循環が生まれることもあります。
肩こりが解消されにくいと、ストレスが持続し、再び肩こりを引き起こす可能性が高まります。
特に自律神経と肩こりは深い関係があります。
自律神経は、心臓や消化器官などの内臓器官や血管、呼吸器官などを無意識に制御する神経系です。
交感神経と副交感神経の2つの要素から構成されています。
これらは相反する作用を持ち、バランスが取れている状態が理想的です。
交感神経
ストレス時や活動時に優位になり、心拍数や血圧を上げ、エネルギーを放出します。
副交感神経
リラックス時に優位になり、心拍数や血圧を下げ、消化や修復などのリラックスした活動を促進します。
自律神経と肩こりの関係
ストレスと交感神経の過剰刺激
メカニズム
ストレスが続くと、交感神経が優位になり、筋肉が過度に収縮しやすくなります。これが肩こりの原因となります。
影響
首や肩の筋肉が過剰に緊張し、硬直した状態が生じ、血行不良や神経圧迫が起こりやすくなります。
リラックス不足と副交感神経の低下
メカニズム
日常生活でのリラックス不足や十分な休息が取れないと、副交感神経の活動が低下します。
これが筋肉の緊張を和らげる効果を損ないます。
影響
緊張した筋肉が血行不良を引き起こし、酸素や栄養の供給が不足することが、肩こりの悪化につながります。
自律神経と肩こりの悪循環
ストレス誘発の肩こり
ストレスが慢性的になると、交感神経が過剰に刺激され、肩こりが引き起こされます。
肩こりによるストレス増加
一度肩こりが発生すると、それ自体がストレスとなり、心身のバランスを乱し、自律神経の不調和を引き起こすことがあります。
対処法としての自律神経調整
深呼吸とリラクゼーション法
呼吸法や瞑想などを通じて副交感神経を刺激し、リラックス状態を促進します。
適切な休息
十分な睡眠や休息を確保し、日常のストレスを軽減します。
運動
適度な運動は、ストレスホルモンの分泌を抑制し、副交感神経を活性化させる効果があります
マインドフルネス
瞑想やマインドフルネスを取り入れることで、ストレスへの対処能力が向上します。
肩こりと自律神経のバランスは複雑に絡み合っています。ストレス管理やリラクゼーション法を取り入れ、適切な生活習慣を保つことが、肩こりの予防や緩和に役立ちます。
肩こりでお困りの方は、はやしだ整骨院にご相談ください!
福岡市西区の姪浜・下山門近郊にある「はやしだ整骨院」では、地域の方々の健康をサポートしています。
福岡市西区姪浜駅近く下山門にある、はやしだ整骨院では、姿勢バランスのチェック、カウンセリングを行い、お身体の状態に合わせた、オーダーメイドの施術で姿勢矯正や骨盤矯正を行ない、肩こりの改善に向けた施術を行っております。
また、お身体の状態に合わせたストレッチやトレーニング等もしっかりとお伝えさせて頂いておりますので、お身体の不調でお困りの方は是非ご相談ください。